矯正歯科
フル・リンガル歯列矯正とは?
通常のブラケット矯正とマウスピース矯正の欠点を補完するために、新開発の極小ブラケットと最先端3Dデジタル技術で制作された取付用装置を利用して、前歯部の舌側に装着する新しい矯正治療方法です。
極小ブラケットにワイヤーを通し歯が拡張されていく過程で、コントロール用マウスピースが移動方向に歯を誘導することで、最短で効果的な治療をすることができます。
一般的にマウスピース矯正だけでは治療が困難な重度のcrowding case、または、抜歯が必要な場合は、前歯部に部分矯正を行い、さらに効果的な治療を可能にします。
また、マウスピース矯正だけで治療するよりも、フル・リンガル歯列矯正を利用した場合、短い治療期間と少ない費用で満足度の高い治療効果を得ることができます。
価 格
- フル・リンガル歯列矯正(上下舌側/最大前歯12本対象矯正) 400,000円(税抜)~
- 調整管理費 1回 3,000円(税抜)
症状による組み合わせパターン
フル・リンガル歯列矯正は、拡大装置、極小ブラケット、マウスピースを
効果的に組み合わせたハイブリッド矯正システムです。
患者様の症状に合わせてシミュレーションし治療計画を策定する、全く新しい矯正システムです。
フル・リンガル歯列矯正はどのような方におすすめですか?
- 乳歯と永久歯が同時に生えている混合歯列期の方
- 歯のコンプレックスのためにパッと笑えない方
- 矯正治療の時期を逃してどうしようかお悩みの方
- 審美のために矯正治療をご希望の方
- 全体矯正ではなく、部分矯正を希望する方
- 矯正治療期間中、対人関係が気になる方
- 就職活動や結婚を控えて見た目にお悩みの方
- 矯正治療を終えたが再発した方
- 長い治療期間が負担になる方
矯正治療プロセス
- 初回 歯型を取ります。
- 2週間後 治療計画を確認し、治療を行うかどうかを決定します。
(下記動画シュミレーション等での治療計画)
- 2週間後 極小ブラケットを装着し極小ブラケット用極細ワイヤーを通します。
- 1ヶ月後 極細ワイヤーを交換します。
※1ヶ月毎にワイヤーを交換します。回数は症状にもよりますが数回程度です。 - 数ヶ月後 極小ブラケットを外し、歯型を取ります。
- 1週間後 透明マウスピースによる仕上げを行います。
※歯の高低調整などを行います。症状にもよりますが1~3ヶ月程度です。 - 数ヶ月後 矯正完了。歯型を取ります。
- 1週間後 透明リテーナー(保定装置)を装着します。
症 例
症例1
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治療前 | 治療後 |
症例2
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治療前 | 治療後 |
症例3
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治療前 | 治療後 |
症例4
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治療前 | 治療後 |
Q & A
- Q1:誰でも治療を受けられますか?
- A1:従来の矯正では治療が困難な症例、抜歯が必要なケースや歯並びが複雑なケースなど、幅広い治療が可能です。
特に、ひどいクラウディング(歯の重なり合い)には、治療効果が抜群です。 - Q2:治療期間はどのくらいかかりますか?
- A2:大体8ヶ月くらいで完了しますが、長いケースでも10ヶ月未満で収まります。
マウスピースだけの矯正と比べると、治療期間や費用が、かなり節減できます。 - Q3:1日どのくらいの装着が必要ですか?
- A3:極小ブラケットを装着している場合は、装着時間を気にすることはありません。
また、極小ブラケットと同時に装着するコントロール用マウスピースは、睡眠時間を利用して装着できるので、負担になりません。
但し、マウスピースだけの矯正の場合は、1日17時間以上の装着が必要です。 - Q4:極小ブラケットは目立ちますか?
- A4:従来のブラケットの1/4のサイズのため、また、上顎、下顎とも舌側に取り付けられるため、目立ちません。
- Q5:極小ブラケットは不便な点はありませんか?
- A5:フル・リンガル歯列矯正で使用する2Dブラケットは、現存するブラケットの中で最も小さいサイズ(従来のブラケットの約1/4)で、口腔内の不快感を最小限に抑えているため、支障なく生活することができます。
- Q6:普段通りの食事はできますか?
- A6:極小ブラケットを装着していても、普段通りの食事ができます。
ただし、マウスピースの場合は、食事の際外してください。